その病院で自分が進みたい科がどれだけ充実しているかはもちろん大事ですが、初期研修だからこそ 「ほかの科がどのように関わっているか」 「どのようなことを行っているか」を学ぶことができます。 九州・市中・専門研修1年目 地域におけるその 病院の位置づけや院内で活発な医局 などを確認する。 中国・大学・初期研修1年目 たすき掛けの 外病院(協力型病院) になっている病院の情報は、しっかり把握しておくことが重要です。 東北・市中・初期研修1年目 関連の大学病院からたすき掛けで研修医が来る場合、 その人のほうが優先されてしまう ことが多々あるので、その点は事前に確認しておいたほうがいい。 東海・市中・初期研修1年目 『生活面(QOL)・福利厚生』を見よ!
すでにパートナーがいる男性を自分... 「とにかく会いたい!」と会いたいと言わない あなたは、本当の意味での幸せになりたいですか?
「2010年から厚生労働省が指定する研修プログラムの中身が変更になった」。学生にとってはどこの病院に行っても聞かされることで、「どこの病院のプログラムもそんなに変わらんわ!」と思っていることだろうが、簡単におさらいしておく。 1. 必修は内科6ヶ月以上、救急3ヶ月、地域医療1ヶ月以上 2. 必修のうち地域医療は2年目で行い、他は1年目で行う 3. 選択必修科目として2科目以上をそれぞれ1ヶ月以上研修 4. 選択必修科目とは外科、麻酔科、産婦人科、小児科、精神科 この4つをまとめると「必修のしばりは全部で12ヶ月あって、地域医療研修は2年目でやってね」となる。残りの12ヶ月は自分で自由に選んでね!ということらしい。多くの研修病院がこのしばりのもと研修プログラムを組んでいるのだが、ハッキリいって大した違いがない。それなのに「うちの病院の研修プログラムは、個人個人に合わせた自由なプログラムです~」と宣伝してくるから「はぁ?」となる。 お上(厚生労働省)の決めたことにイチャモンを付けたいところだけれども、これに素直に従って、何も考えていないような研修プログラムの病院が山ほどあるから気をつけていただきたい。 どの科からスタートしてもいいの!? プログラムのどこを見れば良いかというと、まずはローテートする診療科を見てほしい。これが研修医ごとにバラバラで違っている病院、つまり 何科からスタートするか決まっていない病院は何も考えずにプログラムを作っている と言ってもよい。 医師国家試験に合格したとはいえ、4月初めの研修医は何もできない。医師免許が届くのが5月ごろということもあるが、実質的に何もできない。全くお役に立てないのだ。なにせ大学6年間の教育カリキュラムの中で、自分で責任を持って患者を担当し、自分の考えで初期対応をしたり、入院患者の方針を決めたりしたことがない。薬の名前だって一般名を少し知っているくらいで、実際にその病院で採用されている商品名を知らない。実戦経験がないのだから、まったく使い物にならないのだ。だから、どの科からスタートしてもいい研修プログラムなんて医療的な安全面から考えてもナンセンスなのである。 新人研修の中身とは?
初期研修医・専攻医である先輩に「今、ご自身のマッチング活動を振り返って『後輩のために』アドバイスするとしたらどのようなことがあるでしょうか?」―― そうお願いして全国から集まってきた先輩の声。実際に経験したからこそわかる「リアルなアドバイス」をお届けします。 病院の選び方『このポイント』で見る 研修病院の『人』を見よ! 同期や働く上司は大切。ブランド志向で病院を選んでも「プライドの高い人たちばかり」ということもあります。今いる研修医が、 どこの大学の出身かをチェック したほうがいいと思います。また、市中病院だと、科によって医師の所属大学(大学医局)が違うことが多々あるので、チェックしておくといいと思います。 関東・市中・初期研修2年目 実際に奇譚なく質問ができる、 同大学出身の先輩 がいる病院を選ぶことも重要なポイントの1つだと思います。 信越・市中・専門研修1年目 希望する病院の先輩に意見を聞くことが非常に大事。現状だけでなく、自分が入る頃に指導力のある 上の先生方が病院を異動 になっていないかどうかを確認するのも大事です。 東海・市中・初期研修2年目 『研修プログラム・研修体制・教育体制』を見よ!
2年 Y・Y先生(令和1年度) 医師を目指したきっかけは? 小さいころから職人へのあこがれがありましたが、『ブラックジャック』を読んだ影響か、気づいたら医師になっていました。手術の職人を目指しています。 当院を研修施設として選んだ理由は? 学生のころに消化器外科志望を決めていて、外科系の設備が整っており若手が積極的に手術に参加できる病院を探しておりました。当院の手術室はとてもきれいで感動します。手術映像がサーバーに保管されており、研修医でも振り返ることができるところや、腹腔鏡のトレーニングボックスが医局の近くにあり自由に使用できるところも魅力です。 実際に研修を始めてみてどうですか? 毎日のカルテ記載、基本的なオーダーは研修医が行います。忙しいときほど充実しています。市中病院ではありますが、教育熱心な先生が多いです。学会発表も多数経験させていただきました。 想像していたことと、実際の医療現場とのギャップはありますか? 臨床では判断つかない症状や、方針の正解がひとつでないことが多く、もやもやすることはあります。そのほか、外科系では想像していたよりも若手(後期研修1-2年目)が活躍していました。 研修ローテーションはどのように決めましたか? 志望科が決まっていたので、専門医取得に必要な症例を集めつつ志望科を長くローテーションしています。 指導医との関係はどうですか? 回診を一緒に行うことが多く、疑問点を解消しつつ診療を行うことができます。また、たまに飲みに連れて行ってくれることもあります。 同期との関係はどうですか? 楽しくやっています。時間に余裕があれば医局に集まるのでおしゃべりしながらカルテを書くこともあります。愚痴も言い合います。居酒屋が遠いので頻回に飲みに行くことはできませんが、むしろそれはちょうどいいかもしれません。 病院の雰囲気はどうですか? 明るいです。看護師さん、技師さんをはじめ患者さんのために積極的に動いてくれる人が多く、いつも助けられています。 プライベートは? 体力を維持するため、駅近くのスポーツジムに契約し、週1回程度ですが泳いでいます。たまにロードバイクもやります。最近室内の趣味として観葉植物、食虫植物、オジギソウなどを育て始めました。部活、バイトをしていた大学時代と比べると趣味の時間は十分にあると思います。 将来の夢は?
比較的新しい病院で、きれいで過ごしやすいと思います。患者さんの入院生活、検査、リハビリ、社会復帰など治療以外の面に関して多くの専門スタッフさんがサポートやアドバイスをしてくれる病院で、とても助かっています。 診療科にもよるけど、基本は土日はお休み。直明けも帰れます。 患者さんや病院職員さんに信頼される医師。なれるように毎日少しずつでも成長していきたいです! 研修プログラムはもちろん、病院の雰囲気や先輩医師の様子をみて、自分にあった研修先を見つけてください。その中の1つに当院が入っていれば嬉しいです!
はじめまして。研修医1年目のOと申します。 私は文系大学を卒業後、会社員勤務を経て医学部に進学した為、幾ばくかおじさんですが優しい同期たちに仲間に入れてもらい楽しく、非常に充実した研修医生活を過ごすことができています。 1年前、マッチング試験の場で「チーム医療において研修医に必要なものは元気だと思います」と元気に答えたことが嘘にならないよう、日々あいさつから仕事まで熱量を意識して働いています。(ただでさえ暑い中、暑苦しくて申し訳ありません) こちらの研修医日記は昨年の5月にスタートし、私も6年生の時は更新されるたびに読みながらモチベーションを上げていた記憶があります。これからも私の同期や先輩が研修医生活や学生の皆さんへのメッセージを掲載していくと思いますのでお時間のある時に読んでいただけると嬉しいです!