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『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』公式サイトより 写真を拡大 作画崩壊で注目を集めてしまっているTVアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(以下、いもいも)』(TOKYO MXほか)。第1話から作画が安定しない本作だが、なんと6日放送の第8話は「作画が復活した」「神作画」と話題に。ついに復活か? と思いきや、13日放送の第9話は"作画崩壊が復活"してしまうことに——。 第9話は作画監督が11人もいるという事態に。作画監督は担当話の絵柄の品質を統一する役職で基本は各話数につき1人だが、制作に余裕がない場合は複数の作画監督が入ることとなる。よって作画監督が多い=スケジュールがヤバイということになる。11人もの作画監督を入れた『いもいも』の現場はかなりマズイことになっていそうだ……。 アバンから違和感があった第9話。アバンでは水無月桜(CV. 荒浪和沙)が主人公・永見祐(CV. 畠中祐)に突然抱きつくという描写があったのだが、その瞬間映されたのは、パンが乗っかったオーブントースター。祐の妹・永見涼花(CV. 近藤玲奈)が「なに抱きついているんですか!」と怒ったことで、初めて桜が祐に抱きついているということが判明するという謎シーンが展開されていた。 女性キャラ大集合シーンなのに作画が崩壊しまくり、涼花と並ぶ祐の顔が異常にデカイ、声優である桜のファンを名乗る男の顔がコロコロ変わる……などなど、作画が安定しない状態が続いていた第9話。終盤には祐と桜のシリアスなシーンが展開されたのだが、真面目な話をする桜の表情がなぜか赤らんでいるという、セリフと表情が合わないという事態も起きていた。 『いもいも』については、作画崩壊を楽しむというファンも発生しているが、作画崩壊のせいで内容が頭に入らなかったり、キャラクターに感情移入出来ないという状態になっているのはアニメとして由々しき事態(作画だけの問題じゃないかもしれないが……)。次回の第10話で最終回を迎えるが、一体どんなラストを迎えるのだろうか。