コンピュータ 2019. 06. 30 普段使用しているデスクトップPCの消費電力がどの程度なのかを調べてみた。 PCの構成 使っているのは、以下の構成のデスクトップPC。 CPU AMD Ryzen 5 2600 3.
2GB/secと12. 8GB/secで、デュアルチャネルに対応するIntel Core i7-7700Kのメモリ帯域は、DDR4なら最大38. 4GB/sec、DDR3は最大25. 6GB/secとなる。 メモリスピードとメモリ帯域 規格の上では1. 5倍の速度差があるDDR4-2400とDDR3L-1600だが、実際にどの程度メモリが高速化したのか、ベンチマークソフトで測定した結果が以下のグラフだ。なお、参考までにDDR4-2133メモリの測定結果も追加している。 メモリーの帯域 - SiSoftware Sandra Platinum v24. 30 平均で20. 00GB/secのメモリ帯域であったDDR3L-1600に対し、DDR4-2133は22. 57GB/sec、DDR4-2400は25. 00GB/secという結果だった。DDR3L-1600とDDR4-2400のメモリ帯域の差は約1. 21倍で、規格上の理論値ほどではないものの、20%以上メモリ帯域幅が拡大していることが確認できた。 暗号化処理はDDR4が高速、帯域幅が活きる分野はDDR4が優位 ベンチマークの速度はDDR4が高速だが、実際に使用した際に差は出るのだろうか。メモリアクセスが多い用途として暗号化処理の速度の例を紹介しよう。DDR4が高速ならば、CPU - メモリ間で頻繁にアクセスが行われる用途での性能差が出てくるはずだ。 暗号処理 - SiSoftware Sandra Platinum v24. 30 処理速度はDDR3L-1600が9. 88GB/s、DDR3-2400が11. 58GB/sと2割弱ほどDDR4-2400が高速となった。 CPUとメインメモリ間の帯域幅の拡大はPCのパフォーマンスを底上げする。暗号化処理のように大量のメモリアクセスが発生する処理では、メモリ帯域幅が処理速度に大きく影響するのだ。 ゲームによってはDDR4メモリが有利な場面も、実ゲームで速度を比較 暗号化処理のように大量のメモリアクセスが発生する処理では、メモリ帯域幅が処理速度に大きく影響するが、性能が発揮されればより多くのユーザーが恩恵を受けられるゲームではどうだろうか。 ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」と、「オーバーウォッチ」を使用し、DDR4とDDR3でパフォーマンスに差が出るのか検証してみた。このテストを実行するにあたり、ビデオカードのGeForce GTX 1080をテスト環境に追加している。 ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク (ベンチマークスコア) ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク (平均フレームレート) オーバーウォッチ ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークでは、スコアで約6.
3 W で、21 時間分だと 48 Wh。つまり、PC の 1 日あたりの電力消費量は、306 + 48 = 354 Wh となります。これは家庭における消費電力量の約 4% となります。ご家庭でも大活躍の PC ですが、活躍のわりには、もともと非常に省エネな電気機器なのです。
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