( ゚д゚)、ペッ」なんて思わないでほしい 気持ちはあって。今年公開された"神父の児童虐待映画" 「スポットライト 世紀のスクープ」を観た時 と被るんですが(両作品ともパンフが新聞をモチーフにしていて、町山さんがコラムを執筆している…という、どうでも良い共通点)、本作の事件に関しては 悪いのはアホみたいにノルマを押しつけるシステム なんですよ(諸星はある意味、「真面目な警官」だったワケだから)。とは言え、ノルマがまったくないと働かない公務員も多いので、そのさじ加減が難しいんですがー。ううむ、警察に関しては裏金問題とか特練員のこととかいろいろと書きたいんですけど、ごめんなさい、僕の脳では上手く処理できないので割愛! 何はともあれ、この手の 「実録汚職警官モノ」 って社会への問題提起として非常に良いと思うのでね、もっと作られたらいいのにな、 そうだったらいいのにな (・∀・) オシマイ ※ 宇多丸師匠の見事な時評がアップされている ので、ぜひ読んで! 稲葉圭昭さんによる原作本。「柔道仲間が支えてくれた」というくだりが好き。 白石和彌監督作。原作→映画の順で観て失敗した印象…。僕の感想は こんな感じ 。 主題歌CD。近々買う予定でございます。 菅田俊さんが大活躍する高橋玄監督作。低予算で頑張ってるんだけど、弾倉の一発目は(ry 稲葉事件を扱ったノンフィクション。kindle版が出たら読みますよ。 裏金問題 を報道した北海道新聞社が道警に屈するという内容のノンフィクションっぽい。これは読む。 稲葉圭昭さんによる第2弾。読もうかしらん。
Ken Yokoyamaによる 「道なき道、反骨の。」 が流れるんですが、スゲー良い曲だと思いましたよ。 なんか、非常に沁みましたねぇ…。 このブログをよく読んでいるような方はご存知だと思いますが、 僕は元警官でして… (´∀`;) エヘヘ とは言え、もう20年近く前のことになるし、5年程度しか働いていないし、「だからなんだよ ( ゚д゚) クソガ! 」って話なんですけれども! そういう目線から見ると、 非常に懐かしく面白い映画 でございました。物語終盤に入るまでは、ここ数年で一番笑いながら鑑賞していて、 「これは100点の映画だな!
映画「日本で一番悪い奴ら」を見てきました! 結論から言えば、予想をはるかに上回る面白さで大満足! 同日公開の注目映画「TOO YOUNG TO DIE」にも引けを取らない面白さでした。 R15指定作品だけあって、いろんな意味で刺激的な内容はまさに 「大人のエンタメ」 裏社会・ヤクザ系が楽しめる方なら、見て損はない映画だとおススメできますね。 というわけで今回は、そんな映画「日本で一番悪い奴ら」の感想について! ※ネタバレを含むのでご注意ください 映画「日本で一番悪い奴ら」のネタバレ感想 「日本警察史上最大の不祥事」 「実話をもとにしたフィクションです」 この売り出し文句を聞いて、私が抱いたイメージは『社会派作品』でした。 日本警察のブラックな部分を痛烈に描写して世間に公開する…そんな『ちょっとお堅い映画』だと思ったんです。 しかし、そんなイメージは映画開始10分でどこかに吹き飛んで行ってしまいました。 (めちゃくちゃ面白いエンタメ作品だ、コレ!!) 主人公が悪カッコいい! 綾野剛さん演じる諸星は柔道の実力者として北海道警察に就職。 はじめは生真面目で朴訥な青年だったのですが、悪い先輩に感化されてすぐに道を踏み外します。 令状なしの違法捜査や、スパイ(S)を使った捜査ですぐに諸星はエースの地位へ。 また、ヤクザとつるむようになった諸星は警察外でも「すすきのの夜の顔」としてウハウハ状態になっていきます。 なぜなんでしょうね? 事実だけを確認すれば、この時点で十分「悪人」というイメージのはずなのに、とにかく主人公・諸星がカッコいいのは! 「日本で一番悪い奴ら」は諸星目線で描かれるため、綾野剛さん演じる悪徳警官はまるでダークヒーロー。 「実話」という点を忘れてしまえば、うっかり応援したくなるほどかっこよく描かれています。 特にどんどん悪いことに手を染めて、急激にのし上がっていく映画前半の諸星は必見! どうしても惹きつけられてしまう『魅力』あふれる悪徳警官が出来上がっていく過程は、エンタメとしてとっても楽しめました! 後半はやりきれない気持ちに… 一方、「日本で一番悪い奴ら」後半では主人公・諸星が転落していく様子が描かれています。 ・S(スパイ)を育てる金を自腹で払わねばならず借金地獄 ・クスリを売買して資金問題を解決するが、ヤクザの領域に踏み込みすぎてピンチに ・警察組織からは裏切られ、使い捨てられる ・苦しみから逃れるために諸星自身もクスリに手を出してしまう… 映画前半ですっかり諸星に感情移入してしまっていたので、オラオラ系の諸星がどんどん袋小路に追い込まれていく姿は見ていられませんでしたね。 すっかり悪徳警官になった諸星でしたが、その行動理念は常に『北海道警察のために』でした。 やり方は汚くても彼なりに組織に尽くしてきたのに、最後にはその組織に罪を一手に背負わされ『身代わり人形』として逮捕されてしまうなんて… 表面的に見れば勧善懲悪。 悪い奴が罰を受けただけに見えますが、話はそれで終わりません。 映画最後のシーンでの字幕。 「彼以外の事件関係者は、いまだ誰一人として逮捕されていない」 ある側面から見れば、諸星もまた組織の被害者だったとも言えるんです。 「日本で一番悪い奴ら」とは誰か?
ワルを戒める手立てはないのか? 今一度考えてみたくなります。 まとめ 脚本家・池上純哉が、「日本警察史上最大の不祥事」といわれる稲葉事件の中心人物である元警部・稲葉圭昭氏が出版した暴露本「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」を持ち寄ったことが、この映画の始まりだったそうです。 悪を叩き世を良くするために身を投げようとするうちに、裏社会の底を這いずり回ることになった稲葉氏。その皮肉な生き様が、池上氏と白石監督の共感を呼び起こしました。 権力への反発とか社会への訴えとか、原作本にうずまく思いが稲葉氏をモデルとする諸星に反映 されているのでしょう。 映画の始まりにも出てくる『日本で一番悪い奴ら』のタイトルロゴ。中央に配置された "桜の代紋"が拳銃で打ち抜かれて映画が始まります。 言葉で表すのでなく、こんな場面で示す映画のコンセプトに思わず拍手喝采。
どうも、しんま13です。 あまり意識していなかったですが、自分はどうやら犯罪が絡む犯罪系の映画が好きなようです。 そんなわけで今回観た映画 「日本で一番悪い奴ら」 はめちゃくちゃ面白かったです。 日本で一番悪い奴らは、とある北海道警察の一人の刑事の話。 真面目で正義感に満ち溢れた綾野剛演じる刑事の主人公が、日々起こる犯罪に立ち向かうために、徐々に、そして確実に道を踏み外していく、そんなお話です。 また、この映画は「稲葉事件」という実際に起こった事件を元に作らています。 本記事では「日本で一番悪い奴ら」の感想と、稲葉事件にも触れていきたいと思います。 目次 映画「日本で一番悪い奴ら」の基本情報・予告編 【監督】 白石和彌 【原作】 稲葉圭昭 「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」 【公開日】 2016年6月25日 【上映時間】 135分 【主題歌】 東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama 東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama「道なき道、反骨の。」 【公式サイト】 映画『日本で一番悪い奴ら』 | 大ヒット上映中!