」という語順であるはずです。そしてasはこれまでと同様イコールに置き換えられ、「she is young = she is very thoughtful(彼女は若くて、かつとても思いやりがある)」という構造なのですが、この「young」が話し手の意図によって強調されると、本来の語順が逆になる「倒置」という事態が起こります。その倒置によって、頭に「Young」が出てくるわけです。 このように倒置が起こるほどyoungが強調されると、「彼女は若い!それにもかかわらず、とても思いやりがある」と逆説の意味が発生します。 あくまで倒置が起こった時にのみ、asは逆説の「それにもかかわらわず」という意味になりますので、「倒置が起こっていれば逆説のas」というふうに見分けるといいでしょう。 接続詞以外のasも「イコール」に置き換えよう 「as」には接続詞以外に、副詞や前置詞の役割もあります。これらの場合も、やはり「イコール」に置き換えることができます。例文とともに見ていきましょう。 ▼「〜として」と訳す前置詞のas He works as a cook at the hotel. (彼はそのホテルでコックとして働いている。) →彼 = コック Regard your enemy as your benefactor. (敵を恩人と思え。) →敵= 恩人 後ろに名詞を伴う「前置詞のas」。 1つ目の例文では「He = a cook」、2つ目の例文では「your enemy = your benefactor」でという関係が各々あり、やはり前置詞のasも等価の役割を果たすことが見て取れますよね。2個目の例文のように「regard A as B」は「A = Bとみなす」という意味でよく登場しますよ。 ▼「同じくらい」と訳す副詞のas She is as smart as you. (彼女はあなたと同じくらい賢い。) →She = smart = you 形容詞や副詞を修飾する「副詞のas」。「A is as 〜 as B(AはBと同じくらい〜だ)」は比較表現としてよく知られている形ですよね。この場合、最初のasが副詞のasで、「同じくらい」という意味があります。やはりここでもイコールの意味がasにはあるということがわかりますね。 まとめ 色々な品詞や用法があって苦手意識がある方も多いasですが、すべて実は「イコール(等価)」のイメージが根本にあります。TOEICなどの長文読解でも、結ばれたものが等価であるという構造だけでもつかめると、理解がしやすくなるかもしれません。ぜひ次にasを見かけたら挑戦してみてくださいね。 Please SHARE this article.
新型コロナウイルスの影響で、様々なイベントが中止や延期になっていますよね。 そんな中、東京オリンピック組織委員会の理事の1人が「もし今年の夏に決行できなければ、最も現実的な選択肢は1, 2年延期することだ」とインタビューで答えたことが報道されました。 では、こういったイベントなどが「決行される」「予定通り行われる」って英語でなんて言うのでしょうか? 実はとっても簡単な単語2つで言えてしまうんです。 「決行される、(予定通り)行われる」を英語で言うと?