経過記録 4.
7) 7日目(展示会4日目・最終日) 不具合があったらすぐに出せるリザーブ機を確保しつつ、使用予定がなくなったOculus Goの返却用パッキング作業も進めました。 結果、展示会終了時からおよそ1時間ほどで、使用したOculus Goの返却作業(シリアル番号シールはがし、つなげてあったUSBケーブルとリモコンを離す、箱入れする)を、全台終了しました。 大きな問題や事故も無くイベントを終えられて、神様と会場スタッフの皆様に、心から感謝をしました。 5. その他トラブル一覧 5. 1) Oculus Goのスリープモード問題 一番大きな問題はこれでした。基本的に、Oculus Goは15分間操作が無いと、熱暴走を防ぐために強制スリープに入ります。ですから、展示会場のスタッフの皆さんには、そのことを理解して頂き、大体10分ごとにゴーグルを覗き込み、Oculus Goがスリープに入らないように点検管理してもらうことが必須です。 会場スタッフやお客様が誤ってOculus Goの電源ボタンに触れてしまい、機体がスリープに入るケースがかなり多く発生しました。そこで、Oculus Goの展示場所のすぐそばに、コントローラーを紙袋に入れて置き、現場スタッフのみなさんにもスリープからの復帰操作ができるようになってもらいました。 5. 2) Oculus Goの操作反応の個体差 リモコンを使ったスリープモードからの復帰方法などを現場スタッフの方々に伝えても、その通りに動作しない機体もままあり(特にリモコンの立ち上がりなど)、ただでさせテンパる現場で、それもまたストレスとなっていました。 5. 3) Oculus Goのリモコンの置き場所 上述のように、スリープモードからの復帰は現場での大きな問題の一つだったのですが、復帰させるために必要なリモコンを、展示会場やメンテ場所で、どこにどのように保管するかというのもまた問題でした。Oculus Go本体と1対1で紐付けられており、充電やメンテナンス時にも必要だからです。 5. 4) SKYBOX VR Video Player内で、VR動画へのアクセスができなくなる不具合 事前にVR動画データもインストールしてあるにも関わらず、なぜかSKYBOX VR Video PlayerからVR動画にアクセスできなくなる件が、全日程を通じて4-5件ほど発生しました。 Oculus Goをリセットしても直らなかったのですが、SKYBOX VR Video Playerのメニューからあの手この手で該当ファイルにアクセスしようとしたら(このようにしか言いようがない笑)、なんとか直りました。 5.
5) 充電について 展示会会場では、火災防止のために電源の通電が朝9:00〜夜19:00までの間に限られていました。 Oculus Goの10%ほどのバッテリー残量からフル充電までの時間は大体2時間でしたので、ローテーション間隔を3時間とることで、夜間の充電時間が無くても問題の無いようにしました。 5. 6) 展示会会場内でのOculus Goの充電・保管・メンテ場所 会場内は狭く、当初場所がなかったのですが、スチールラックにまとめることができたので大変助かりました。 5. 7) Oculus Goのローテーションの台数について 常時稼働させる機体数は4台1組 x 3個所の、合計12台になりました。展示会の時間は10:00am – 18:00pmでした。9:30am、11:00am、12:30pm、14:00pm、15:30pm、17:00pmと、6回交替させて回しました。 それでも、交換や故障機体への対応、スリープに入ってしまった機体の回復などで忙殺され、初日から最終日まで休憩や食事の時間はほぼありませんでした。物置場所で作業しながらコンビニおにぎりをアクエリアスで流し込むような状況でした。 5. 8) Oculus Goのヘッドバンド Oculus Goのヘッドバンドを外して展示しておくことも検討しました。しかしながら、準備や片付け、そして安全性といった理由から、Oculus Goのヘッドバンドは付けたままお客様に使用してもらいました。 ヘッドバンドの長さを自分で調節する方々もいました。幸運にも、Oculus Goの落下事件は起きずにすみました。 5. 9) Oculus Goの接眼部パーツの落下 Oculus Goは、クッション素材でできている接眼パーツを外せるようになっています。そのクッションパーツをOculus Goに固定しているプラスチックの接眼パーツ固定用パーツが、1つ会場床に落ちているのが初日終了後に発見されました。幸いにも外れた機体もすぐに発見でき、修理できました。 5.
CG 2019. 01. 15 2018. 06. 25 Oculus Riftが登場してからもうだいぶ経ち、各社から様々なVRヘッドマウントディスプレイが発売されているわけですが、ヘッドマウントディスプレイそのものと別途グラフィックス描画用のハイエンドPCも用意する必要があって、金銭的になかなか手が出せずにいた。 そんな中、ヘッドマウントディスプレイ単体で稼働してお値段3万円以下で買えてしまうOculus Goが発表されたので、思い切って購入。 Oculus Go スペック ディスプレイサイズ:5. 5インチ ディスプレイ解像度:2560×1440(WQHD) / 538ppi 最大リフレッシュレート:72Hz トラッキング:3DoF(3 Degrees of Freedom)対応 インターフェース:マイクロUSB端子, 3.